趣味

2008年10月11日 (土)

ペーパーナイフ

 ペーパーナイフを作るのが好きです。
 
 銃刀法にも触れないですし、実用性もあります。金属の鋭さと光沢、重量感もいいですし、木の温もりも捨てがたいものがあります。
 ということで、写真1は銀のペーパーナイフ。本体はスターリングシルバー(925銀)で、鞘はウォールナット(西洋クルミ)、柄も銀で、絹糸を巻き付けてあります。銀の白い輝きは素敵です。ほっておくと硫化して黒っぽくなるので適度に使うといいようです。
 2枚目は黒檀製、コクタンは削るとその粉が刺激性(鼻に入るとひどいのでマスクは必需品です)なのですが、硬さと重さに加えて木の温もりがいいですね。背景の文字は千字文の模写です。
 3枚目はアイヌマキリ風のペーパーナイフ、刃の部分はカエデ、鞘と柄はカツラです。手彫りの味を出したつもりで、ヤスリなどの仕上げはしていません。アイヌ民族は男はマキリ(小刀)の鞘に彫刻し、好きな女性に贈るのだとか。紋様はベースになる図案はあるものの、それぞれのオリジナルで彫るということです。

 沢山作っても自分で使うのは一挺だけなので後はみんなしまい込んでいます。

01silver
02ebony
03menokomakiri

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2008年9月 4日 (木)

蒔絵

 9月、暦の上ではもうすっかり秋です。
下界はまだまだ暑い日が続いていますが、山の上はもう秋色。
ススキが穂を出し、オミナエシが花を咲かせています。
 今回はちょっと趣を変えまして、趣味の話を。

 日本古来の工芸に「漆芸」、すなわち漆塗りがあります。漆を英語でJAPANと言うくらい、日本で独自に発達した工芸です。
 「漆黒」という言葉があるほど、限りなく黒に近いその色と、金粉で描いた金蒔絵は海外でも高く評価されています。その意匠に憧れて、独学で漆塗りをしていた時期があります。
 漆は「乾く」と言いますがその実体は「固まる」です。漆の主成分であるウルシオールとラッカーゼが空気中の水分と反応して...とそれは置いておき、塗った漆が「乾く」には約1昼夜必要とします。
その間、埃は厳禁。「塗り立て」(塗りっぱなしの意)の場合、1つでも埃が付こうものならその塗りは失敗作です。なので専用の「漆風呂」で乾燥させるのです。
 「蝋色塗り」ですと多少の埃は許容されますがそれでも神経を使います。
 そんなわけでまともな作品を作るには至らなかったのですが、あの金蒔絵の意匠への憧れは持ち続けています。
 今はCGというのがありますので。手軽に描いてみることが出来ます。

 秋の七草を蒔絵風に描いてみました。それを同じくCGで箱に描いたように加工したもの。
 手に取れないのが唯一の不満です。

Nanakusa_2Hako_2

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