奥穂高岳4
(承前)
朝は早起きして外に出てみます。前日の風も収まり、晴天です。その分、空が靄っていて、期待していたほどには山が赤く染まりませんでした。それでも登る予定の奥穂高岳(写真1)、その隣の涸沢岳(写真2)など、薄紅に染まり、目を楽しませてくれました。
朝食を済ませたら、足ごしらえをしっかりして、いよいよ奥穂を目指します(写真3)。朝の内は雪も締まっていたのですが、なにぶん日当たりの良い斜面、あっというまに雪が腐ってきます。それでも脚を動かしている間は高度が上がっていると言うこと、刻々と姿を変えていく前穂が、登った実感を湧かせてくれます(写真4)。
振り返れば常念岳が屏風岩の影から姿を現しました(写真5)。ピラミッド型のすっきりした山は昨年夏に登りました。
ほとんどの登山者は涸沢に荷を置いての往復、こちらは上に泊まる予定なので全装備を担いでいます。登高速度に違いがあるので、先行者を見上げながら無理せずに登ります(写真6)。
振り返れば出発した涸沢が随分と遠くなりました(写真7)。もうすぐこの日の宿泊所である穂高岳山荘の建つ白出のコルに到着です。
(続きます)
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コメント
いいなあ!!!一人ため息ついています。私、実は昨日、立山の雪の大谷ウオークに行ってきました。前日、雨、朝、栂池村は霧深く・・・「あ・あ・あ・・お山はマタマタ私を拒絶するのか」って思っていましたら上はピーカンの晴れ。嬉しかったです。でも、絵にはできないのよねえ。新雪なら稜線は白く麓は雪が少ない。春先の山は稜線が岩肌で谷筋が残雪で白い。この、くぼんだ所が明るいって云うのは立体的には描けないんです。私では・・・。
投稿: 山口ももり | 2009年5月26日 (火) 09時25分
山口ももり様
雪の大谷、ですか。一度見てみたいと思っています。麓が雨でも山の上は晴れ、と言うことはままありますね。雲が低いときにはおこりやすいです。
確かに、谷筋の残雪を絵で表現されるのは難しいかも知れませんが、敢えて平面的になるのを意識して描かれてみる、という選択肢はないのでしょうか。済みません、素人考えですが。
投稿: 秋ぎつね | 2009年5月26日 (火) 19時08分
薄紅に染まった山の景色が綺麗ですね♪
そして山小屋は、厳冬期には雪にスッポリと埋まってしまうようで、
ビックリです!(・_・)
投稿: コデマリ | 2009年5月27日 (水) 22時46分
コデマリ様
雪山が、朝の光で紅に染まる様は言葉に尽くしがたいものがあります。
そして雪の多いところでは5m以上積もるので、山小屋は中につっかい棒(柱)を何本も立てて小屋じまいをしないと雪に潰されてしまうそうです。
投稿: 秋ぎつね | 2009年5月28日 (木) 07時09分