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2009年2月

2009年2月27日 (金)

東天狗岳9

(承前)もう2回ほどお付き合い下さい。
 
 太陽が昇り、高度が上がるにつれ、茜から代赭、代赭から山吹、そして昼の色へと移り変わっていきます。そんな中、まだ朝の色が残る東天狗岳(写真1)。
 木の枝に付いた霧氷もまだまだ綺麗です(写真2)。日中、気温が上がればこれも融けてしまうでしょう。
 太陽も大分昇り(写真3)、そろそろ展望台を後にする頃、同宿し、ここまで一緒に来た方々に別れを告げて出発です。霧氷の林を抜けて振り返れば東天狗が(写真4)。
 更に進むと、樹林に遮られ、展望はきかなくなります。もう少し行けば中山への登りになり、再び展望が開けましたが、振り返ってみると、天狗岳の山頂付近は雲の中に入っていました(写真5)。
 昨日と同様風が強く、次々に雲が飛来します。薄くなった一瞬に写したものが(写真6、7)です。
 そして中山展望台に到着。広々とした雪原です(写真8)。風が強いため、面白い形のシュカブラが出来ていました(写真9)。
 登山道は雪ですっかり埋もれ、我々は夏、冬、何度も訪れているので検討が付きますが、初めての人だとちょっと面食らうかも知れません。霧氷が美しいその中へと登山道は延びているのです(写真10)。
(続きます)


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2009年2月23日 (月)

東天狗岳8 霧氷の朝

(承前)
 夜中中風は吹き荒れていました。起床は5時前、まだ外は真っ暗です。ちょっと外に出てみるとガスっているようで、小屋前の立木は真っ白でした。
 朝食は6時。日の出を見たいので、小屋の人に頼んで6時半だったのを6時にして貰ったのです。(この日の日の出は6時43分頃)霧で何も見えないのではと心配でしたが、夜が明けるにつれ、東の空が明るくなってきたので一安心、朝食後身支度を調え、6時半にヒュッテを発ちました。
 風と霧のため、周囲の樹林にはびっしりと霧氷が付いて真っ白です。まだ暗いので写真には写せず、まずは急いで展望台へ。
 息せき切って展望台に着いたときは明るくなっていました。そこからは天狗岳が良く見え、モルゲンロートに染まっていました(写真1)。日の出は山の端からではなく、雲海の中から昇ってきました(写真2)。山に泊まって良かったと思う一瞬です。これ以上昇ると肉眼では眩しくてお日様を見る事は出来ません。
 天狗岳はというと夕暮れとは逆に、茜色から徐々に黄味がかかり、代赭色に(写真3)。流れる霧も同じ色に染まっています。
 太陽を直視することは難しくとも、立木越しになら写せます。東には雲海が広がり、雄大な夜明けです(写真4)。
 相変わらず風が強いのですが、この展望台はかなり風が遮られて助かります。風の強いことは、立木の枝が風下である東方向に伸びていることでわかるかと思います(写真5)。
 東天狗岳の天狗岩、望遠で見ると迫力があります。風が強いため雪が飛ばされ、所々で岩肌も覗いています。昨日はあそこを歩いていたんですね(写真6)。
 ちょっと写すポジションを動かすと、前景に立木が入ります(写真7)。霧氷がびっしりと付き、いかにも冬山といった趣です。
 朝の光の中、霧氷が美しく色づいていました(写真8)。
 
 この朝は今まで何度も訪れた中でも屈指の美しさでした。同宿し、一緒に展望台までやって来た人達も感激されていました。
(続きます)

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2009年2月19日 (木)

東天狗岳7 夕暮れの山

(承前)
 夕食までのんびりと書きましたが、実はこの日はもう一度外へ写真を撮りに出ています。
 窓から差し込む光が赤みを帯び始めた頃、小屋前の「天狗の奥庭:と呼ばれる小高い場所へ。そこからは天狗岳と沈み行く夕日が見えるのです。
 息を切らせて登り詰めたピークからは、代赭色に染まり始めた東天狗が(写真1)。まだ日没までは30分以上ありますが、空はもう夕暮れの色、道標で夕日をうまく隠して撮ってみました(写真2)。
 寒さに耐えつつ日が沈むのを待ちます。雲も流れ、天狗岳が段々色づいてきました(写真3)。
 あたりも代赭色に染まり、一日の終わりを感じます(写真4)。折りから西の空に雲があって夕日を遮ったので写してみました。しっぽの千切れたエビフライにも見えます(写真5)。
 いよいよ日が沈み行けば、代赭色は茜にかわり、天狗岳の山肌が美しく染まりました(写真6)。
 そして日没(写真7)、西空に雲があったので、彼方の山向こうに沈む所は見られませんでしたが、十分美しい夕暮れでした。暗くなって足元が見えなくなる前に小屋に戻りました。翌日の晴天を期待して...。
(続きます)

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2009年2月17日 (火)

東天狗岳6

(承前)
 大展望を楽しんだら往路を戻ります。ふと見ると、ダケカンバが雪に埋もれ、それでも枝を張っていました(写真1)。ハイマツの葉も覗いています。本来なら雪に埋もれていた方が傷まないのでしょうが、今年は雪が少ないのでこういう事になっています。
 少し下って振り返ると、太陽が天狗岳の真上に、雪面が逆光に輝いていました(写真2)。
 風が収まる気配は無く、ときおり烈風となって吹き付けてきます。すると積もった雪が雪煙となって舞い上がり、逆光に燦めきました(写真3)。写真ではそのきらめきの十分の一もお伝えできないのが残念です。
 小屋の前のテント場で足跡を見つけました。大きさ、並び方から言っておそらく狐です(写真4)。テント場の残り餌を探しに来たのでしょうか。
 ヒュッテに帰り、くつろぎます。中はストーブに火が灯され、暖かです。なかでも奥にある薪ストーブは圧巻でした(写真5)。豆炭のコタツもあり、小屋の中は寒さ知らずです。夕食までのんびりと過ごしました。
(続きます)

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28gyakkou
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2009年2月16日 (月)

突然の春

 2月だというのに13、14、15日と暖かかったですね。おかげで庭の花々が一気に花を付けてきました。
 写真1は庭のクロッカスです。1日ごとに3日分の写真です。一気に花が開いたのがおわかりいただけると思います。
01crocus
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 写真2はクロッカスの密度の高い部分を写してみました。


 
 
 

 
 
 

 その他にも、スイセン(写真3)、スノードロップ(写真4)、フクジュソウ(写真5)、ウメ(写真6)などが咲いています。

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 しかしまた寒くなるようです。本当の春はもう少し先ですね。

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2009年2月14日 (土)

東天狗岳5

(承前)
 山頂からの展望と共に記念写真を撮ったりもしました。何人か山小屋に来ていたのですが、この時の山頂には私と同行者の他誰も来ず、のんびりと展望を楽しむことが出来ました。
 昔登った南八ツの赤岳(写真1)。山頂付近の頂上小屋も見えています。赤岳からさらに南へはまだ訪れていないので、赤岳から更に先の稜線を見るといつかは、という想いが湧き上がります。(写真2)
 写真3、4は東天狗岳山頂と展望です。3が北方、4が南方です。この日の展望の良さがおわかりでしょうか。何度も訪れていますがこれだけ展望がきくのは珍しいですね。
 写真5は撮影中の私、同行者が写してくれました。
(続きます)

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2009年2月11日 (水)

東天狗岳4 山頂からの展望

(承前)
 ようやく登り着いた東天狗岳山頂。北八ガ岳随一の展望を誇るこの頂からは360度の展望が広がっています。
 写真1は北アルプス北部の白馬方面。左端から右へと緩やかに下っている尾根が八方尾根、3つの峰が並んでいるのが左から白馬鑓ガ岳、杓子岳、白馬岳です。手前のずんぐりしたピークは信濃なる女の神山、蓼科山です。
 写真2は南八ヶ岳。最高峰の赤岳を真ん中に、左が硫黄岳、その爆裂火口壁、右に少し低い中岳を挟んで阿弥陀岳です。残念ながら、これらの山々に遮られ、富士山が望めないことがこの頂の瑕瑾かも知れません。
 写真3は南アルプス、左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈岳です。北岳と甲斐駒の間から、塩見岳が小さく見えています。
 写真4は中央アルプス。1月に訪れた千畳敷カールが正面に見えます。カールに向かって左の小さなピークが宝剣岳、正面が中岳、その右の中岳より大きなピークが木曽駒ガ岳です。
 写真5、目を北の彼方にやれば、白い山が。新潟の名峰、妙高連山です。冬にこの山が見えていると言うことは、日本海側も晴れていると言うことです。
 さて写真6、小さな雲が浮かんでいる真下の山が北アルプス屈指の名峰、鹿島槍の双耳峰です。その左にある三つの小さなピークを持つ山が爺ガ岳。また鹿島槍の右のごつごつした山が五竜岳です。右端には八方尾根が写っています。
 写真7、さて白馬鑓、鹿島槍とくれば、本家槍ガ岳、槍・穂高連峰もその白銀の姿を見せてくれています。
 写真8は最近噴火したことで知られる浅間山。まだ少し蒸気を噴いているように見えます。
 
 登りのつらさを忘れるような大展望に恵まれ、同行者と二人だけでこの素晴らしい頂を満喫しました。
(続きます)

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東天狗岳3

(承前)
 一歩一歩、雪を踏みしめながら登っていくと、次第に展望が開けてきました。
斜面の向こうには北アルプスの白き山々が連なっているのが見えます(写真1)。
 この日は冬型の気圧配置がゆるんだはずなのですが、流石にこれだけの高所に登ると風も強く、時々雪煙が舞い上がります(写真2)。顔に当たるとまるで砂粒をぶつけられたかのようです。
 一人、先行者が登っていました(写真3)。この人は我々とは違い、西天狗へ登り、そのまま下山されたようです。
 いよいよ天狗岩が迫ってきました(写真4)。ここが山頂かとも思えるのですが、真の山頂はもう少し先です。とはいえ、これを過ぎると傾斜も緩むので、あと少し、と頑張ります。 
(続きます)

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2009年2月10日 (火)

東天狗岳2

(承前)
ヒュッテで持参した昼食を摂り、背の荷物をサブザックに換えて出発します。10分くらいで雪原に出ます。そこからは目指す天狗岳が眼前にそびえ立っています(写真1)。天気が続いているので、先行者のトレース(踏み跡)が残っており、ルートを外さずに済みます。最初はなだらかな雪原が続いています。写真を撮りながらゆっくりと歩いていきます。
 天狗岳は東天狗と西天狗の二峰からなり、目指す東天狗にそびえる天狗岩からその名が付いたようです(写真2)。
 天気は良いのですが風が強く、尾根筋では足跡が消えがちでした。わかりにくいトレースを辿っていくと、目指す天狗岳も次第に近付いてきます(写真3)。折りからの逆光で、迫力が増します(写真4)。近付くにつれ、天狗岩が一旦見えなくなります(写真5、6)。東(画面向かって左)寄りの稜線伝いに行くのが基本です。次第に傾斜が強まり、東天狗への本格的な登りが始まります。
(続きます)

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2009年2月 9日 (月)

東天狗岳1

 中信国定公園、八ヶ岳。その北部は北八ツと呼ばれ、険しい南八ツに比べ、冬でも営業する山小屋もあることから、冬山を体験するにはうってつけのエリアとなっています。一泊二日で東天狗岳に登ってきましたので行く回かに分けてご紹介します。
 
 登山口は渋ノ湯(写真1)。諏訪インターから茅野市街を抜けて山へ、その最奥です。ここの駐車場(有料)に駐め、身支度を調えて登山届けを出し、出発です。
 初めは樹林帯の登り(写真2)。のっけから急登が続きますが、小一時間でなだらかになります。樹林も次第次第に明るくなります。それは標高が上がったため、木の丈が低くなってきたからです。そうすると日が当たった所には氷柱も見られるようになります(写真3)。
 渋ノ湯を出て2時間半、視界が開けて、今日の宿、黒百合ヒュッテに到着します(写真4)。この山小屋は水洗式のトイレも備える、居心地のいい小屋です。まずは荷物を置かせてもらうことにします。
(続きます)

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2009年2月 7日 (土)

咲き始めたフクジュソウ

 ここのところ、日差しがたっぷりと降り注いだため、庭のフクジュソウがいよいよ咲き始めました。毎年、咲く時期が少しずつ違い、昨年は下旬になってようやく咲いたというのに、今年は少し早いようです。
 咲き始めのフクジュソウはツヤのある黄色、まさしく黄金の色をしています。これから毎日、少しずつ花が増えてくるのが楽しみです。

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2009年2月 4日 (水)

立春

 節分が終わって4日は立春ですね。二十四節気の一つで、暦の上では春なのですが、まだまだ寒い日は続きます。
 どうしてこうなるのかというと、元となった中国では、昼夜の長さを基本として、夏至、冬至、春分、秋分が決まり、その中間点に立春、立夏、立秋、立冬を置いたためだということです。
 そのため、西洋的な四季とは一月半ほどずれることになります。明治以降、太陽暦と共に西欧的な四季感覚になっているということですね。

 春を迎えて、我が家でも鉢植えの梅の花が見頃となりました。蕾が膨らみ始めた頃から室内に置いておいたためで、庭の梅の木の蕾はまだ硬いです。


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